サービスマネジメントの基本

サービスマネジメントの基本

サービスマネジメントの基本とは

サービスマネジメントの基本は、サービスとは何か、それをどう管理する仕組みにするかを決める分野です。

システムは、作って納めたら終わりではありません。使う人にとっては、そこからが始まりです。何をどこまで提供するのかを顧客と合意し、その約束を守る仕組みを持つ。その土台になる考え方を、ここでまとめて押さえます。

このカテゴリーで学べること

  • サービスとサービス品質の考え方
  • サービスライフサイクルの5段階
  • サービスマネジメントシステム(SMS)とJIS Q 20000
  • ITILとは何か、なぜ広く使われるのか
  • SLA・SLO・SLIの違い
  • 代表的なサービスレベル目標(可用性、応答時間ほか)

この分野の記事一覧(読む順)

  1. サービスマネジメントとは
  2. サービスマネジメントシステム
  3. ITIL
  4. SLA

おすすめの読み進め方

  1. まずは「サービスマネジメントとは」で、サービスという言葉の中身をつかむ
  2. 次に「サービスマネジメントシステム」で、管理する仕組みの形を学ぶ
  3. 「ITIL」で、世界で使われている型を学ぶ
  4. 最後に「SLA」で、顧客との約束の書き方を学ぶ

学習のポイント

SLA・SLO・SLIは3つとも試験に出ます。合意書・目標値・測る指標、と役割で覚えると混ざりません。

ITILは「決まり」ではなく「よくできた事例集」です。そのまま使うのではなく、自分たちに合わせて使います。

サービスマネジメントの基本

サービスマネジメントとは

プロジェクトには終わりがありましたが、サービスには終わりがありません。サービスとは、利用者に価値が届く形のことです。サーバやアプリはそれを支える部品にすぎません。計画立案・設計・移行・提供・改善の5段階を輪にして回し続けます。
サービスマネジメントの基本

サービスマネジメントシステム

サービスには終わりがないので、何年も続くあいだに担当者は必ず入れ替わります。だから人ではなく仕組みに載せます。方針・目標・手順・資源・記録が上から下へつながり、PDCAで回します。求められることはJIS Q 20000に書かれています。
サービスマネジメントの基本

ITIL

SMSの中身をゼロから考えるのは大変です。同じ悩みは世界中で先に解かれていて、それを集めたものがITILです。規格が「何が必要か」なら、ITILは「どうやるか」の事例集。決まりではないので、困っている所から選んで自分たちの形に合わせて使います。
サービスマネジメントの基本

SLA

「なるべく速く」では守れたかどうかが決まりません。だから数字で書きます。測る指標がSLI、そこに置く目標がSLO、束ねて顧客と合意した文書がSLAです。稼働率は99%で7時間12分、99.9%で43分。桁が1つ違うと必要な備えがまるで変わります。